秋田県の南西部、鳥海山の麓にあるにかほ市
海岸沿いの象潟は、潟湖に多くの島々が浮かび、「東の松島と西の象潟」並び称される景勝地で九十九島と呼ばれていました。
しかし、1804年の象潟大地震により海底が2m隆起し、島の跡を残す平地になったという珍しい地形は国の天然記念物となっています。(写真は秋田県にかほ市観光協会HPから引用)

そんな象潟の住宅地の中にある象潟公会堂

同地出身で北海道政財界の重鎮であった奥山角三が、私財をはたいて1934年(昭和9年)に建設し、地元に寄付した建物だそうです。

その後、公民館として利用されるも新しい公民館ができ解体の話も持ち上がったのですが

建物の音響の良さに注目した音楽家たちが存続を訴え、それに応え町が整備したとのこと。

現在では会議室などの貸館として利用されており、良かったですね。

平沢旭町にある1919年(大正8年)建築という旧松野医院

浅く張り出した玄関ポーチの上部にある寄棟屋根に乗った二重の櫛形のように見えるペディメントの独特な意匠が面白い。

ポーチの1階屋根には三角ペディメントが付き

その下には

いろいろと手の込んだ細工がなされているのが楽しいですね。

鏡餅のように見えるペディメントとファンライトのある入口

なかなか興味深い建物で、カフェとして活用されるという話もあったようですが、訪問当時は特に利用されていないのがもったいなく感じます。

その近くにある飛良泉の蔵元、シックで現代的な建物が目を惹きますが

いつものことですが自動車で訪れるので、試飲ができないのがつくづく残念です。

1 訪 問 年 月 2021年5月
2 お気に入り度 ★★★★
3 参考HP
・九十九島(にかほ市観光協会HP)
・象潟公会堂(東北暮らしたす+)
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海岸沿いの象潟は、潟湖に多くの島々が浮かび、「東の松島と西の象潟」並び称される景勝地で九十九島と呼ばれていました。
しかし、1804年の象潟大地震により海底が2m隆起し、島の跡を残す平地になったという珍しい地形は国の天然記念物となっています。(写真は秋田県にかほ市観光協会HPから引用)

そんな象潟の住宅地の中にある象潟公会堂

同地出身で北海道政財界の重鎮であった奥山角三が、私財をはたいて1934年(昭和9年)に建設し、地元に寄付した建物だそうです。

その後、公民館として利用されるも新しい公民館ができ解体の話も持ち上がったのですが

建物の音響の良さに注目した音楽家たちが存続を訴え、それに応え町が整備したとのこと。

現在では会議室などの貸館として利用されており、良かったですね。

平沢旭町にある1919年(大正8年)建築という旧松野医院

浅く張り出した玄関ポーチの上部にある寄棟屋根に乗った二重の櫛形のように見えるペディメントの独特な意匠が面白い。

ポーチの1階屋根には三角ペディメントが付き

その下には

いろいろと手の込んだ細工がなされているのが楽しいですね。

鏡餅のように見えるペディメントとファンライトのある入口

なかなか興味深い建物で、カフェとして活用されるという話もあったようですが、訪問当時は特に利用されていないのがもったいなく感じます。

その近くにある飛良泉の蔵元、シックで現代的な建物が目を惹きますが

いつものことですが自動車で訪れるので、試飲ができないのがつくづく残念です。

1 訪 問 年 月 2021年5月
2 お気に入り度 ★★★★
3 参考HP
・九十九島(にかほ市観光協会HP)
・象潟公会堂(東北暮らしたす+)
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