桜で有名な弘前城周辺には多くの近代建築が残り、ミニ明治村のような様相を呈しています。
明治時代に多くの洋風建築を手がけた棟梁、堀江佐吉の擬洋風建築も数多く残されていて、一まとめには紹介しきれませんので、今回はその中から旧弘前市立図書館を紹介させていただきます。
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弘前城近くの追手門広場にあり、左右に配された八角形三階建ての塔が印象的な建物
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正面中央上部には採光のためのドーマー窓が設けられるほか
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 玄関上部の小さく張り出した庇や
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窓台などの装飾や色使いも美しいです。
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木造洋風、ルネッサンス様式を基調に和風様式を随所に取り入れた擬洋風建築
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左右の塔の間に閲覧室などの主要な部屋が配置されています。
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1931年に別の場所に移築された後、1989年に元の追手門広場(東奥義塾跡地)に移築されたこともあり、内部はキレイに整備されていました。
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左側の塔内は階段室になっており
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堀江佐吉らしい独特の形状の階段も見事だったですね。
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他の弘前市の近代建築は、別の機会に少しづつ紹介させていただきます。

1 訪 問 年 月   2016年11月
2 建 築 年     1906年(明治39年)
3 設計・施工   堀江佐吉
4 お気に入り度  ★★★★★

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