牛窓の町並みです。
海岸沿いの道から一本北側の道が「しおまち唐琴通」と呼ばれ、古い町並みが残されています。

伝統的建造物群保存地区ではないので、あまり手の入っていない建物が多く、とても素朴な感じで好感が持てました。

神功皇后が三韓征伐の道中に、この地で頭が八つの大牛怪物に襲われ退治したそうです。
しかし、帰路に牛鬼となって再度来襲され、住吉明神が牛の角をつかんで投げ倒したという伝承から、地名が牛転（うしまろび）、さらに転じて牛窓になったといわれています。
そのためか、玄関上部に牛にまつわる額を掲示している民家が多いですね。

「千寿」で知られる備中屋高祖酒造の酒蔵。現在は移転しており醸造はしていませんが、かつての主屋や煙突などが残されています。（国登録有形文化財）

主屋

煙突

ほかにも、ユニークな意匠の民家など

なかなか味のある町並みでした。

海遊文化館の北側に塔が見えていた本蓮寺、本堂（国重要文化財）に祖師堂

三重塔に鐘楼が小高い丘の上に建っており

牛窓の美しい景色もよく眺められます。（写真は牛窓港から撮影）

日本の伝統とリゾート気分を同時に楽しめるのは、他にはない魅力ですね。

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１　訪 問 年 月　　　2025年4月
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