5月22日(金)、文化審議会が民家2軒を初めて国宝に指定することを文部科学大臣に答申したと発表されました。
兵庫県にある箱木家住宅主屋(神戸市北区、14世紀頃に建築)と旧古井家住宅(姫路市安富町、15世紀に建築)で、ともに千年家と呼ばれています。
指定理由は、顕著な古式を示し、我が国の民家史上不可欠な重要遺構であるとされ、この後告示を経て正式に指定される見込みです。

いずれも自宅から自動車で行けるところにあるのですが、箱木家住宅は以前行ったことがあるため、今回は行ってみたいと思っていた旧古井家住宅を訪ねてきました。
2026 5 安富 旧古井家住宅(国宝) (5)
茅葺の屋根や土壁は痛みが目立ちますが、これから整備が進められていくものと思われます。
2026 5 安富 旧古井家住宅(国宝) (6)
入口の右手に便所、左手に風呂場がありました。
軒下から見ると、屋根や壁はしっかりしているように見えます。
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中に入ると「にわ」と呼ばれる竈が設けられた土間があり、右側に「うまや」、左側に居室部がありました。
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手前には「おもて」の1室があります。
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「おもて」は板の間で、奥に無災の亀石を祀った祠がありました。
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床や柱、梁などは手斧で仕上げられた名栗加工となっており
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屋根は垂木を紐で縛って固定しています。
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竈の奥に「ちゃのま」と「なんど」の2室がある前座敷型三間取の形式
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「ちゃのま」の手前には囲炉裏が切られ
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その奥と「なんど」の床はすのこ竹となっています。
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「なんど」は外壁、「おもて」との仕切りもともに土壁となっていました。
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「なんど」から「ちゃのま」、「にわ」を見るとこんな感じ
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こちらの建物は、創建された場所にそのまま残されているのもすごいと思いますね。

1 訪 問 年 月   2026年5月
2 お気に入り度  ★★★★★
<参考>
民家が初の国宝へ 朝日新聞
文化審議会の答申 文化庁

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