今週行った山形、秋田方面から、山形県鶴岡市にある致道博物館をご紹介します。
歴史的な建築物や名勝庭園があり、考古・歴史・民俗資料などを展示している博物館です。

これまで日程に余裕がなかったり、改装中であったりしたことから中に入らず、外から眺めているだけでしたが、今回ようやく時間がとれたのでゆっくり見てきました。
館内には下の写真にあるように多くの建物がありますので、２回に分けてご紹介いたします。

旧西田川郡役所（国重要文化財）、1881年（明治14年）に県令三島通庸の命により建てられた

塔屋と時計台、玄関ポーチとベランダが特徴的な擬洋風建築で

棟梁は鶴岡出身の高橋兼吉と石井竹次郎とのこと。

これまで見ていた駐車場から見た姿、今回は内部も見学しましたが

残念ながら撮影禁止、それでも満足させていただきました。

次に旧鶴岡警察署庁舎（国重要文化財）

こちらも三島通庸の命により高橋兼吉が設計し

1884年（明治17年）に建てられた擬洋風建築

塔屋はありませんが、玄関ポーチやベランダ周りの装飾や破風妻飾り

擬宝珠風の屋根飾りなどの在来様式とルネサンス風の意匠とがうまくマッチしています。

これまで眺めていた外部からの姿（右側は旧酒井家江戸屋敷の赤門）

いや～、素晴らしいですね。満足、満足

１　訪 問 年 月　　　2025年9月
２　お気に入り度　　★★★★★


イイね！と思ったら、下のボタンを押して応援してくださいね。